雨漏り止水工事

手摺壁内側: ひび割れ防水シール充填+
                     SKメンテナンスサーフU防水M工法
手摺壁外側: 裏面のみ脱落危険部除去新規貼り・
            目地防水シール打ち替え・浮き外壁エポキシ注入
            ステンレスピン打ち込み・防水材塗装
屋 上 床 面: サラセーヌウレタン塗膜防水AV−KK50T通気緩衝工法

A.手摺壁内側
 @施工前
   新築時より激しいひび割れが起きていた様です。
     ※新築からこの状態というのはかなり問題があると思われます。今後は劣化し悪くなって
       いくだけですので、新築時に築15年の壁の様に割れているのではこの先が心配です。

 AVカット
   新築時には無かったひび割れです。
   ひび割れに充填材を詰める為、機械工具にてのりしろをつくります。

 B新築時の劣化シール除去
   ※通常高層階の屋上手摺壁では地上よりも風圧が大きく力の掛かるコンクリート手摺は割れて
     しまう恐れがあり一定間隔でスリット(溝)を入れ、力の受け流しを行う様にしますが、このビル
     は偽装の目地があり、充分に役割を果たしておりません。新築時の問題の一つです。

 C下地調整
   手工具で塗装面をこすり脆弱塗膜、浮きコンクリートを除去します。

   場所によってはコンクリートの大きな塊が外れました。何かの拍子で
   道路等へ落下すれば大惨事を招いていたかも知れません。

 D1回目シーラー塗装
   現在チョーキング(白粉化現象)が進行し、塗料の密着性が落ちている為、
   シーラー材(接着材)の塗装を行いました。

 Eシール材充填
   多数のひび割れ部に防水性シール材を充填しました。

 F2回目微弾性フィーラー塗装
   防水性向上の意味も含め微弾性フィーラーを全面塗装致しました。

 G3・4回目防水性シリコン塗装
   JIS-A6909防水性セラミックシリコン単層弾性材を塗装しました。